• TEL: 048-866-1717
  • 医療法人社団 松弘会 三愛病院 JR武蔵野線「西浦和駅」下車 徒歩7分。さいたま市の24時間対応の救急病院です。

当院は患者さんを中心に外科・消化器外科・消化器内科が連携し、それぞれの専門性を活かしたチーム医療を行っています。

消化器内科では、進化し続ける内視鏡を駆使し、ESDやEMRなどの内視鏡手術や外科と連携したLECSなどを行っています。外科手術のほとんどは体に負担の少ない胸・腹腔鏡下で行い、食道がんやイレウス・消化管出血などの急性期疾患も鏡視下手術で行っています。

症状にあわせて、カプセル内視鏡やCTコロノグラフィなど最新の医療機器を使用した検査のご案内も行っておりますので、お気軽にお問合せください。

腹腔鏡手術を積極的に施行

腹腔鏡下手術によって患者の痛みを軽減して、早期退院を目指しています。また、腹筋の損傷を抑えて体の動きへの悪影響を防いでいます。

現在、当院では胆石・胆嚢炎・虫垂炎はもちろん胃がん・大腸がん、強い炎症を伴うことから難易度の高い大腸憩室炎に対しても腹腔鏡で対応しています。

鼠径ヘルニアに関しては鼠径ヘルニアに特化した外来を開設し、仕事などで入院の時間が取れない人に配慮し、土曜日に腹腔鏡下手術を行って日曜日に退院する日程も設けています。

8Kスーパーハイビジョン技術を応用した最新腹腔鏡手術用内視鏡を導入

2020年2月導入

8K映像は、従来のハイビジョンの16倍に当たる3,300万画素の超高精細画像で、その密度は人間の網膜に迫ると言われています。
8K腹腔鏡手術用内視鏡は日本発の次世代放送技術である8K技術を医療機器に応用する初の試みです。

その実用化により、がん手術がより精密かつ繊細に行えるようになり、腹腔鏡手術をはじめとする内視鏡手術の安全性と根治性を一層向上させ、医療経済へも良い影響をもたらすなど、医療現場に大きな変革を起こすと言われています。

三愛病院では周囲の医療機関に先立ち、2020年2月に8Kスーパーハイビジョン腹腔鏡手術用内視鏡を導入しました。

腹腔鏡手術の件数は、近年、急速的に増えており、三愛病院でも大多数の消化器疾患は腹腔鏡手術で行なっています。

一方で、モニターに画像を映し出して手術を進めるため、画質が手術の質に影響したり、手術操作の制限や死角が発生することで、開腹手術と同等の質が担保できない場合や術中偶発症の発生が問題となることがあります。例えば、従来の腹腔鏡は視野が狭く、空間認識も困難であることから、腹腔鏡と周りの手術器具と衝突するリスクもあり、術中の臓器損傷の発生率が開腹手術の2倍に上るとの報告もありました(JCOG0404試験)。

このような課題に対して、国をあげてのプロジェクトとして取り組み、光学性能の改善やカメラの更なる高感度化と小型・軽量化、さらに8Kによる広域表示と術者の意向に従ったズームアップの表示も同時に行う技術開発に成功し世界初の腹腔鏡手術用8K内視鏡として製品化されました。

がんの根治性(治癒率)の向上

  • 超高精細な8K技術を腹腔鏡手術に応用することにより、従来の内視鏡とは比べ物にならない超臨場感が生まれ、手術が更に精密となり、がん領域においては適切な病変、リンパ節の切除を行えることが期待されます。開腹手術以上の超高精細な手術をすることで根治性がより高まり、より多くの症例に治癒をもたらすことが期待できます。
  • 肉眼では見えにくい自律神経に係る手術においても、超高精細かつ広色域な映像の特色を十分に活かした精度の高い手術が可能になるため、例えば排尿や性機能といった機能の温存についても向上が期待されます。
  • 8Kカメラの高解像性能を活用した術野全体と施術部位近辺の同時表示が可能なシステムの開発により広い手術空間を視認することができ、術中の顕性、不顕性臓器損傷が避けられ合併症が減少します。

消化器内科のご案内

消化器内科は食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢及び腹膜疾患など広い領域の病気を扱う科となります。病状的には腫瘍や潰瘍、炎症などの器質的疾患だけではなく、便秘や逆流性食道炎などの消化管運動不全に伴う機能的疾患があります。

そのため胃の痛み、胸の痛み、胸やけ、呑酸(どんさん)、げっぷ、のどのつかえ、のどの違和感、胃のもたれ、膨満感、食欲不振、おう吐、腹痛、便秘、下痢、下血など、実にさまざまな症状が発生します。但し、症状だけでは病気を突き止めることは難しく、内視鏡検査、超音波検査、CT検査やMRI検査などの様々な検査を含めて総合的に判断します。

「新型コロナウイルス」に対する内視鏡室の感染対策

AI内視鏡研究開発プロジェクトに協力

三愛病院は『ただともひろ胃腸科肛門科』の多田智裕院長が代表取締役会長・CEO をつとめる【株式会社AIメディカルサービス】の内視鏡画像診断AI(人工知能)開発臨床試験に参加しています 。

内視鏡AI研究協力とは

内視鏡AI(人工知能)を進化させるためには、大量の臨床検査データが必要です。当院ではデータを匿名化したうえで、プライバシー情報が含まれない状態で検査データを提供しています。診断の情報を高める為に、医学情報(診断内容など)を併せて提供する場合もあります。内視鏡AIは、国が選定した『AI開発重点領域』の一つです。協同研究には多くのトップクラス内視鏡医・病院とともに、三愛病院も積極的に協力していこうと考えています。

コールドポリペクトミーとクリーンコロン

従来の方法では大腸腺腫を高周波の電流を用いて切除していましたが、治療後出血を起こすことがありました。数年前より臨床の場でも導入されるようになったコールドポリペクトミーという技術は、1cm以下の大腸腺腫に対して電流を使用せずに切除するもので、従来の方法に比べ出血や穿孔の確率が限りなくゼロに近いという結果が内視鏡学会でも報告されています。

血液をサラサラにする薬を服用していても、粘膜層にある太い血管を傷つける事がないので、出血の危険性は極めて低いとされています。また、切除を行うまでの工程が少ない事で短時間での大腸腺腫切除が可能となり、従来は放置されていた5mm以下の小さな腺腫も全て切除すること(クリーンコロン)を容易にしました。

このクリーンコロンを達成すると大きくその後の再発、発ガン率を下げるということが世界的な臨床研究で明らかにされています。

治療案内

  • 消化管
    食道・胃・小腸・大腸のがんと良性疾患
  • 肝胆膵
    肝・胆・膵のがんと良性疾患
  • 腹腔鏡
    食道・胃・小腸・大腸・肝のがんと良性疾患全般
    胆石・虫垂炎・腹膜炎・腸閉塞・食道アカラシア(無弛緩症)・逆流性食道炎
  • 気胸(胸腔鏡手術)
  • ヘルニア
    鼠径ヘルニア・大腿ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア・食道裂孔ヘルニア
  • 末梢血管外科
    下肢静脈瘤・腹部大動脈瘤
  • その他
    痔核(硬化療法:ジオン注)・痔瘻・脱肛